蒲鉾業界活動

2015年10月 5日(月)

酒とかまぼこフェア2015は大盛況でした!

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 今年も無事に「酒とかまぼこフェア2015」が終了しました。開催前情報として前売券は早々に完売したとの事で北陸新幹線効果?とも思いましたが、富山の酒と蒲鉾に興味を持って頂く事は本当にありがたい事です。今回、自分としては2つの心配がありました。1つは、この2年間一生懸命手伝ってくれた蒲鉾太郎がいないという事(米国留学中)。もう1つはいつもだったら蒲鉾屋2社で1つの冷蔵庫を使う所、当社単独で使うという事でした。
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 そんなドキドキのスタートでしたが、始まったら大変な賑わいで、感覚的には今までの中で一番大変だったような気がします。とにかく休む暇がない!次から次へとお客様が来て対応が本当にバタバタだったような気がします。こうやって店頭に立って販売するのも1年ぶりだったので、色々な意味で余裕がありませんでした。
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 本来なら色々と写真を撮るのですが、今回は自分で写真は1枚も撮れませんでした。写真を撮るという発想も生まれないほど忙しかったというのが現実です。今年も常連のお客様、新規のお客様、色々と交流する事が出来たのは本当に良い機会でした。実は今回のフェアに当たり、色々と考えるテーマがあったのですが、その不安は全く関係なく吹っ飛び良かったと思っています。
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 ちなみに今回のフェア、結果的には例年の売上2割増しだったそうです。本当に凄いですよね。販売していても過去に比べて忙しい!大変だ!という思いをしたので、それは体感通りだったのだと思います。当社も売上は過去最高でした。交通会館まで足を運んで頂いたお客様には本当に感謝したいと思います。ありがとうございました!
 写真を撮ってくれたDさん、ありがとうございました!
| 投稿者:蒲鉾丹右衛門
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2015年9月19日(土)

HACCP講習会#3 無事に終了!

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 3日間の米国FDAトレーニングカリキュラムであるHACCP講習会が無事に終了しました!ずっと受けるかどうか悩んでいた講習でしたが、何でもそうですが終わってみれば受けて良かったと思います。最終日は検証手順など学んだ後に、最後の課題実習がありました。HACCPプランの作成です。我々のグループは、前日にハザード分析した加工工程の内、金属探知工程及び加圧加熱殺菌工程のHACCP計画が当たりました。グループ内で色々と意見交換しながら、まぁまぁのHACCPプラン計画書が作成できたと思います。同じ工程でも班によって考え方が違ったり色々なので、発表を聞いているだけでも勉強になりました。
 現在、食品業界ではHACCPの義務付けの話題などTPP問題も絡みながら動きが激しいです。そこに異物混入問題など複雑に絡み合い、良い意味でも悪い意味でも食への関心、品質への要求などが高まって来ています。当社のような小さな会社にとっては本当にリスクがあり、頭の痛い問題が多いです。そんな環境を踏まえてISO22000取得など品質向上に前向きに取り組んで来ました。HACCPに関しても義務だとかそういう問題ではなく以前から社内で勉強をしていました。そういう意味では少しづつですが前進をしているのかもしれません。いや、前進していると信じて今後も頑張って行きたいと思います。
 今回の講習でお世話になった講師陣をはじめ同じグループでお世話になった全ての方に感謝したいと思います。
| 投稿者:蒲鉾丹右衛門
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2015年9月 1日(火)

900年記念「再現かまぼこ」がやって来た!

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 今年はかまぼこが歴史上文献に初めて登場して900年!という話は、このブログでも何度か紹介させてもらっていますが、その中で京都の木乃婦さんでの記念イベントで食べさせて頂いた再現かまぼこが、全蒲より限定100セット販売されました。一応申し込んでいたのですが、その再現かまぼこが到着しました!特設サイトを彷彿させるデザインのかけ紙で、かまぼこは未来へ続く!という挑戦的な?雰囲気は出ています。中は下の写真の通り。
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 蒲鉾は3商品あるのですが、900年前はおそらくこんな風に作られたであろう!と思われる材料と製法で忠実に再現した蒲鉾(写真右)。そしてその後の時代の変化で、江戸時代ではこんな感じであろう!という2品が入っています。

■写真右:再現かまぼこ(原材料:すずき、食塩)
■写真左:古式焼きちくわ(原材料:まだい、砂糖、みりん、食塩、昆布だし、魚醤)
■写真中央:古式焼き板かまぼこ(原材料:たい、ぐち、はも、みりん、砂糖、食塩、紋甲いか、昆布だし)

工場スタッフで試食しましたが、魚本来の味がしっかり味わえる蒲鉾に仕上がっていました。中でも再現かまぼこは、魚と塩のみというシンプルな原材料。京都で一度食べているのですが、塩味を強く感じながらも魚本来の確かな味がぐっと印象に残ります。他の2商品は、まさに現代の蒲鉾の原型にもなったと思われる蒲鉾。現代の蒲鉾のように舌ざわりや色が良くないかもしれませんが、蒲鉾屋にとっては原点回帰を考える良い機会となったと思います。

| 投稿者:蒲鉾丹右衛門
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2015年8月26日(水)

久しぶりに蒲友会に参加!

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 蒲友会(富山県蒲鉾組合青年部)が主催の講演会が開催されたので久しぶりに参加して来ました。なぜ久しぶりなのかという言うと、僕は既に青年部ではないからです。各種団体の青年部という居心地良い世界からほとんど引退している身としては、若いメンバーが頑張っている世界は良いですね。当然シニアとしては運営や内容に関して色々と言いたいことがある時もありますが、そこはぐっと我慢するのもまたシニアの世界なのでしょう。
 さて、今回のテーマは「富山のかまぼこの歴史」という事で、講師は株式会社梅かま 代表取締役専務 高野隆司氏でした。高野氏が昨年度フードマイスターを受賞されたという事での記念講演という位置付けだったようです。他県とは色々と違う歴史的な背景がある富山の蒲鉾文化。全国的に有名になった富山名産昆布巻かまぼこ、そして富山独特の食文化である細工かまぼこに関して、改めて理解を深めることが出来ました。その他、県内すべての蒲鉾屋が作っている「やわらか」という商品。この蒲鉾も富山県独特の商品だと思いますが、もともとは江戸時代の製造方法の名前だったとの事。当時の製造方法がそのまま商品名として残ったという話は初めて聞きました。かまぼこという日本の伝統食品は本当に奥が深いと思います。
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2015年8月10日(月)

富山の酒とかまぼこフェア2015のご案内!

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 今年も秋に「富山の酒とかまぼこフェア」が開催されますので、早めにご案内をしたいと思います!もちろん河内屋も参加します。販売メンバーは相変わらず社長&女将のコンビで参加しますので、どうぞよろしくお願い致します。イベントそのものは例年と変わらぬ場所やスケジュールですが、毎回前売りチケットが完売してしまいますので、興味のある方はぜひ早めに「いきいき富山館」に連絡して前売券を確保してくださいね!
 今回、河内屋の出展ブースは今までとは全く違う場所で、入口から入場して直ぐの場所です。しかも周囲は酒蔵さんばかり!良いのか悪いのか良く分かりませんが、この場所はいつも抽選なので、与えられた場所でしっかり対応したいと思います。
 ちなみに2014年、2013年開催のフェアには、東京で学生生活を送っている蒲鉾太郎がいつも応援してくれました。しかし今回は本人の都合で欠席。また元の通り女将と2人です。2人とも49歳になってしまいましたが、何とか頑張りたいと思います。皆さん、ぜひお越しくださいね!
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2015年8月 5日(水)

すギョいアイディア、まってます!

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 現存最古の文献に蒲鉾が登場してから900年目を迎える今年、蒲鉾業界では色々な記念事業を行っています!その中のひとつ、小学生を対象にした「夢のかまぼこ大募集」というのがありますので紹介しますね!
 この企画は100年後の蒲鉾が文献に登場して1000年目という記念すべき時に、こんなカマボコがあったら良いなぁ~とか、こんなカマボコを食べたい!など未来のカマボコのアイデアを募集するものです。対象は小学生の皆さんで、応募用紙に絵を描いたりして郵便で送ればOK!締切りが9月5日までという事であと1ヶ月です。ぜひたくさんのご応募をお願いしたいと思います。噂によると既に全国から色々な未来のカマボコのアイデアが届き始めているとのことです。
 ちなみに応募作品の一部は全蒲のHPで公開したり、優秀な素晴らしい作品はカマボコ職人が本当に作ってくれたりしますよ!

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2015年8月 4日(火)

KAMABOKO ROAD TO 1000!!

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 今年はかまぼこが誕生してと言うか、日本の文献に初めて登場してから900年目!というめでたい年である訳ですが、蒲鉾業界ではこの900年目ということを盛り上げる為に様々な活動をしています。僕も少しだけお手伝いをさせてもらっているので紹介したいと思います。
 実は全蒲(ぜんかまと称します)では、「KAMABOKO ROAD TO 1000」という900年記記念サイトを公開しました!「KAMABOKO ROAD TO 1000」をクリックしてみてください!PCでもスマホでも見ることが出来ますよ!これは100年後の蒲鉾生誕1000周年を目指して、かまぼこの未来を考えて行こう!という、今までの蒲鉾業界のイメージとは全く違う未来感たっぷりの構成になっています。公開までには色々と意見集約というか大変でしたが、見た人が「何だこれ?」と気に留めてくれるような思い切ったチャレンジをしたと思います。ちなみにあの不思議なイラストは、新進気鋭の女性イラストレーターのシシ・ヤマザキさんという方の作品です。若者なら誰でも知っている?かは分かりませんが、こういう時代ですからfacebookやTwitterなどSNSを中心に拡がって行けば良いなぁと思います。それにしても蒲鉾って長い歴史のある伝統食品でしょ!?もっと食文化の中心にいても良いような気がしますが、現実はそうではありません。何とか良い商品を作って皆さんから支持を頂かないとダメですよね。当社も社員一丸となって頑張りたいと思います。

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2015年7月23日(木)

地元新聞にも再現料理イベントの記事が!

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 この記事は7月22日の北日本新聞記事です。かまぼこ900年記念!再現料理イベントに関してはブログでしっかり報告しましたが、地元新聞にも記事になっていてビックリしました。かまぼこの事がこうやって注目されるのは非常に良い事です!しかしこの記事に気付いた、あるいは読んだ読者はどれくらいいるでしょうかね・・・。ちなみにこの件でというか、この記事のことを誰かに言われるという事はありませんでした。やっぱり蒲鉾屋は「かまぼこ」という文字に直ぐに反応してしまいます。
 さて現在、全国かまぼこ連合会では様々な企画が進行中です。900年目の蒲鉾業界、今後も色々と情報発信していく予定なので、かまぼこに注目してください!
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2015年7月22日(水)

かまぼこ900年記念!再現料理イベントに参加しました!

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 かまぼこの歴史を紐解くと、その起源は諸説色々とあるようですが、蒲鉾が歴史上文献に初めて登場したのは間違いなく900年前の7月21日という事で、この記念すべき日に合わせて蒲鉾業界では、900年前のかまぼこをそのまま再現して過去を振り返ろう!そして未来のかまぼこに思いをはせよう!という「かまぼこ900年記念 再現料理イベント」が京都で開催されました。
 忙しかったので参加しようかどうか迷ったのですが、珍しい記念イベントだったので、ちょっと無理して参加して来ました。
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 蒲鉾が登場した文献と言うのは、平安時代に発行された「類聚雑要抄(るいじょうぞうようしょう)」という古文書なのですが、その中に時の関白右大臣の新任による引越の祝宴料理膳が描かれていて、その中に「蒲鉾」というメニューがしっかり描かれているのです。その文献に描かれた祝宴料理膳が会場には再現されていました。それが上の写真です。当時の蒲鉾は言ってみれば竹輪のようなイメージです。
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 右が再現した900年前の蒲鉾、左は現在の竹輪です。今回の再現に使用した魚はスズキだそうで、水さらしを一切しないで、採った身をそのまま擂り潰して作ったものです。生臭いかな?とも思ったのですが、塩味が効いて魚本来の味をダイレクトに感じました。現代の蒲鉾のようなきめ細かい舌触りは無いものの、噛み応えのあるしっかりした食感で、若干塩加減が強く感じましたが意外なほど普通に美味しく食べる事が出来ました。逆に今の竹輪に物足りなさを感じてしまいましたね。蒲鉾も900年間の間に色々と時代に合わせて変化して来た事が分かります。
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 さて、当日の会場は京都の老舗料亭「京料理 木乃婦」さん。昔、青年会議所時代に一度来たことがありますが、お膳がこれだけ並ぶと結構迫力ありますよね。再現料理を食べる前は鈴木たね子先生の講演と門上武司先生の講演があり、どちらも聞き応えのある内容でした。日本は食が文化の範ちゅうに入っていない、しかし世界では食は文化として認められている。だから世界で和食が認められたという話はなるほどと思いました。
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 再現料理イベントは蒲鉾業界や来賓、関係者合わせて総勢80名くらいでしたが、マスコミの皆さんも凄くてテレビカメラや新聞記者、かなり取材していました。蒲鉾がこれだけ注目される事が普段あまり無いので良かったです。翌日の新聞には地元の北日本新聞にも掲載されていたのでちょっとビックリしました。
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 ご来賓の方への再現料理の配膳には、ミス着物の3人の女性が、さながら900年前と同様に?十二単姿で配膳してくれて、会場は平安時代にタイムスリップしたかのような演出でした。見ている側とすればとっても歩きにくそうで転ぶのではないかと少しヒヤヒヤしましたけどね。
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 今回は貴重なイベントに参加出来て良かったです。改めて歴史と伝統ある業界に生きているんだと実感しました。我々はもっと蒲鉾に誇りと自信を持って仕事をしていかないとダメですよね!次の世代にしっかり引き継いでいける蒲鉾を作って行きたいものです。
 このイベントを影で支えて頂いた関係者の皆さんに感謝します。ありがとうございました!
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 せっかくなので十二単を着て頑張ってくれたミス着物の写真を載せておきます。
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2015年3月18日(水)

技術大賞を受賞しました!

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 蒲鉾業界では毎年、全国蒲鉾品評会というイベントを開催しています。第67回である今年は、細工蒲鉾の部に上の写真の作品を出品しました。名前は「藤娘」。品評会の様子は2月28日(土)のブログで書きましたので詳しくは書きませんが、今回は審査の結果が出たので記録としてブログを書いておきます。ちなみに今回の細工蒲鉾の部での技術大賞は全て富山県の蒲鉾屋で独占をしました。やはり富山県というのは、細工蒲鉾が普通に使われている食文化があり、それを大切にして技術の継承をしている県なんだと思います。
 蒲鉾職人にとって品評会への作品作りというのは、日頃の仕事も忙しくてかなり負担感があるのも事実です。しかし僕はあえてそこを頑張ってもらい、品評会には必ず作品を出そう!と目標を決め、励まし、応援し、そして題材など一緒に悩んでいます。蒲鉾職人も年々進化しているし、それは本人が一番感じていることでもあると思います。今後も細工蒲鉾の技術をしっかり伝承しながら、そして技術を守りながらも新たに派生した技術も進化させながら、細工蒲鉾の新しい世界を拡げて行けたら良いなあ~と漠然と思っています。
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