2009年2月

2009年2月28日(土)

納棺夫日記(増補改訂版)

納棺夫日記.jpg昨日の飛行機も行きほどではありませんでしたが、やっぱり結構揺れました。そして富山に帰って来るとちょっと寒く感じる。やっぱり北陸だ...と感じますね。今回の移動で空いた時間に青木新門さんの納棺夫日記(増補改訂版)を読みました。アカデミー賞で「おくりびと」が外国語映画賞を受賞してから、全国で話題になっている本です。長崎でもニュースになっていました。

富山出身の青木さんが書く文章は、出て来る風景や話が富山での出来事なのでとっても身近に感じます。第1章と第2章は、読みながら2004年に祖父、2006年の祖母、そして昨年の父をおくった時の事が頭をよぎりました。世の中には色々な生があるのと同じく死がある。しかし死に関しては普通は考えないし遠ざけている部分があります。死に関しても色々思う事がありました。

第3章は難しいというか、パッと読んで理解が出来なかったので2回読んでしまった。それでも何となくという感じなのですが、分かる部分がありました...。ちょっと用語が難しかったですけど。

さて映画も見てみたい。でも泣きそうだしな...。旬な時に見たいという気持ちもあるのですが、DVDを家で見た方が良いのか...もう少し悩んでみます。

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2009年2月27日(金)

長崎で徒然なるままに...

2009年2月26日長崎6.jpg昨日は早朝から長崎駅近くにある有名なS永蒲鉾さんの工場見学をさせて頂きました。長崎駅近くという好立地...言い換えれば大変土地の高い場所での製造という事で、色々工夫がしてあり大変参考になりました。工程も上下、左右と工場の中に無駄が無い。しかも多品種で手造りの部分が多い。使う魚種が富山とはちょっと違いますが大いに刺激になりました。

続いてバスに乗って新長崎漁港へ。そこではK村蒲鉾さんの工場を見学させて頂きました。やっぱり独特の作り方、工程で手造り工程が多い。長崎は全国でも蒲鉾屋さんの多い都市ですが、長崎ちゃんぽんなど必ず蒲鉾が入っている土地柄。地域に蒲鉾文化が浸透していると思いました。

続いて直ぐ近くにある長崎蒲鉾水産加工業協同組合を見学させて頂きました。ここは10年ほど前に見学させて頂いた事があるので久しぶりの訪問でした。魚を頭や内臓を手仕事で取る原料処理に始まり水洗い、採肉、水晒し、脱水、裏ごし、計量、冷凍という工程で安定的にすり身を製造して、組合加盟店に届けています。西日本屈指のすり身工場だけあって規模も大きい。正直近くにこういう工場があるというのは羨ましい限りです。改めて蒲鉾は魚から作られる手間のかかった伝統食品であると感じます。お世話頂いた関係者の皆様や工場見学させて頂いた蒲鉾屋さんのご好意に感謝をしたいと思います。本当にありがとうございました。 2009年2月26日長崎5.jpg

その後、新地町中華街のど真ん中で製造販売しているI橋蒲鉾店さんを見に行きました。最高の立地で本当に羨ましい限り。店の雰囲気も古い中に品があって良い感じでした。

その後、市内のショッピング施設やお土産販売施設を視察して色々な蒲鉾商品をチェック。長崎は蒲鉾処であるゆえ競争も当然激しい。

せっかくなのでカステラの有名な老舗2店の本店も訪問しました。雰囲気があって良いですね。やっぱり歴史を感じます。

帰りに出島に寄ってみました。鎖国時代に唯一西洋の窓口だった場所は、歴史で必ず勉強します。しかし独特の扇型の出島の面影は全く無く、周囲は完全に埋め立てられていてビックリ。しかし場所は間違いなく出島のあった所。色々な施設が復元されていて見る価値はありました。昔ここでポルトガル人が貿易や生活をしていたのだな...と思いました。 2009年2月26日長崎4.jpg

日本最古のアーチ型石橋...眼鏡橋にも帰りに寄ってみた。ニュースで海面が上昇して川が逆流しているという事でしたが、ここは全くそんな雰囲気はありませんでした。

長崎に来る事は今後あるのか分かりませんけど、色々な意味で勉強になった2日間でした。

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2009年2月26日(木)

蒲鉾丹右衛門in長崎

2009年2月25日長崎1.jpg全国蒲鉾青年協議会の理事を務めている関係で、役員会議出席の為に久しぶりに長崎にやって来ました。たぶん10年ぶりくらいだと思うのですが、富山からは富山空港→羽田空港→長崎空港という方法で来ましたけど、ちょっと遠いですよね。しかも向かい風だったという事で飛行機は30分も遅れて揺れに揺れて到着...(^^;)。到着して思ったのは気温が14度で温かい。やっぱり九州だ...と思いながらバスに乗り換え長崎駅へ向かう。

長崎駅に到着してまたビックリ。ずいぶんと立派な駅になっていました。

あいにく雨だったので、空模様は北陸みたいな感じでしたが、長崎港を挟んで稲佐山が見えて独特のロケーションに長崎に来た...という雰囲気が出て来ました。

2009年2月25日長崎2.JPG会議には全国から20人以上集まり、13時30分から17時まで活発な意見が交わされました。最近の不況の影響も地域の特徴によって若干違いますが、じわじわ来ているという事は間違いありません。共通して言えるのは品質を落とさず美味しい蒲鉾を作る!という事です。原材料の心配もまだまだ解決しそうもないのが現実ですが、そこは知恵と工夫と根性で頑張るしかありません。

懇親会は新地町中華街にある「江山楼」。地元長崎の蒲鉾組合青年部の皆さんや機械屋さん、設備屋さん、材料屋さんなども加わり大盛況でした。

同世代で同業者、2代目、3代目、婿さん、修行中、社長、専務、部長...と立場はそれぞれ違いますが、蒲鉾業界で真剣に生きている事は間違いありません。会社の規模も違えば、作り方、売り方、考え方も違うのが蒲鉾業界。色々な人の話を聞くというのは大変勉強になります。

それにしても長崎は観光地として素晴らしい。富山からするとちょっと羨ましい。街中に観光資源があるのが良いですよね。路面電車やバスも充実していてどこまで乗っても100円。2009年2月25日長崎3.JPG分かりやすくて便利!見習うべき事が多いような気がします。

今日も朝から色々スケジュールが組まれており、充実した1日でした。今日の件は明日にでも時間を見つけアップします。

帰りの飛行機は揺れないで欲しいな(^^)。

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2009年2月25日(水)

食品表示に関する勉強会

2009年2月24日蒲友会勉強会.JPG昨日は富山県蒲鉾組合青年部蒲友会の主催で、親組合や取引業者、協力業者も幅広く声をかけ、拡大版の勉強会を開催しました。

内容は「かまぼこ」に的を絞った食品表示に関するもので、富山県の蒲鉾業界から不正表示や偽装表示などを絶対に出さない!という趣旨で開催しました。参加者は約40名ほどいたので、やはり関心の高さを物語っていると思います。

この表示問題は、悪意や不正の意思がなくても、知識が不足していて結果的に間違った表記をしていれば消費者からは同じ事になってしまいます。

そういう意味においても私たち蒲鉾屋が、しっかりと食品衛生法、JAS法、景品表示法、計量法、健康増進法など理解を深めなければなりません。さらに全国各自治体などで決めている表示基準や条例などにも理解をしていないといけませんし、アレルギー表示の問題などにもしっかりと対応しなければなりません。昔と違い現在の食を取り巻く環境は大変厳しいので、今後もしっかり情報のアンテナを張っていなければならないと実感しました。

昨日の講師は、富山県厚生部生活衛生課の食品乳肉係O主任、富山県農林水産部農産食品課の食品安全係K主事の2名。

限られた時間の中だったのですが、いくつか明確に確認できた事もありましたし、有意義な時間であったと思います。

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2009年2月24日(火)

原作、監督は富山県出身者!

凄く嬉しいニュースが飛び込んで来ましたね。アカデミー賞で、日本の作品「おくりびと」が外国語映画賞を受賞しました!暗いニュースばかりの日本にあって、本当に嬉しいニュースです(^^)。

実はこの作品、監督の滝田洋二郎さんは富山県の出身の方!そして原作となった小説「納棺夫日記」を書かれた青木新門さんも富山県出身の方!私たち富山県民にとっても大変名誉で嬉しい話題となりました。

アカデミー賞で外国語映画部門での日本映画の受賞は初めて?なのか詳しい事は分かりませんが、何となく日本映画はサムライとアニメみたいなイメージを持っている外国人の方もいらっしゃるので、サムライやアニメだけでなく映画もここにあり!という意味でも価値ある作品となりました。

この映画が話題になった時に、遺体をひつぎに納める「納棺師」...という職業があるんだ...と思ったものです。この6年間に僕自身も3人の大事な人を送りましたが、そういう目では見れなかったので、最初はビックリしました。この作品は納棺師の目線から見た死という現実や、命の尊さ、家族の絆を描いたストーリーだという事なので、今度原作を読んでみたいと思います。

それにしても富山県出身の人たちの活躍が何よりも嬉しいです!

富山県はやっぱり人材の宝庫!今の若い子供たちも自信を持って、夢に向かって頑張って欲しいものです。

映画「おくりびと」もぜひ見てみたいと思うのですが、心境的には最後まで見れないような気がまだします...。もう少し経ってから見てみたいと思います。

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2009年2月23日(月)

蒲鉾で直江兼続

2009年品評会出品作品.jpg2月25日に開催される第61回全国蒲鉾品評会の細工蒲鉾部門に出品するために、蒲鉾職人が気合を入れて作品を作っていました。全国には強豪の細工蒲鉾職人がいますので、ライバルはどんな作品を作ってくるか分かりませんが、河内屋の今回のテーマは「天地人」。

ご存知の方も多いと思いますが、魚津城は上杉軍と織田軍が大激突して、80日間にも及ぶ籠城戦が繰り広げられた歴史上に残る戦いのあった場所です。現在、魚津市では大々的に「魚津城の戦い」をPRしていて、NHK大河ドラマ「天地人」に合わせて少しづつですが盛り上がっている所です。

細工の絵は天地人の主役「直江兼続」。兜には有名な「愛」の文字!写真では見難いですが、きちんと細工されています。魚津城の戦いでは直江兼続はそこにはいなかったと思いますが、本を読むと城を捨て降伏するように説得しに直江兼続が密かに来たという展開になっていました。

いずれにしても今回は、今話題の直江兼続を蒲鉾で描く!というテーマを、蒲鉾職人が見事に実現してくれました(^^)。

果たして賞を取る事が出来るか!?

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2009年2月22日(日)

食品衛生勉強会

2009年2月衛生管理勉強会.JPG先日工場では、仕事を早く切り上げ食品衛生に関する勉強会を開催しました。外部から講師をお招きしての勉強会ですが、毎年定期的に開催しています。食品製造会社として、安全、安心な蒲鉾を造る為に、知識面からも全員参加で学んでいます。

河内屋は蒲鉾業界ではいち早く食品安全マネジメントシステムISO22000を認証取得しました。工場は古いですが、食品安全を確保する為に色々な手法を用いて頑張っています。

特に一般衛生管理は重要で、やるべきルールを決め、決めた事は継続的に実施しています。

写真は休憩室を利用して勉強会を開催している様子です。大会社のような全員集まれる会議室が河内屋にはありませんが、学ぶのに場所は関係ありません!大事なのは「やる!」という意識です(^^)。

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2009年2月21日(土)

焼工程

白樺焼1.jpg蒸した蒲鉾をこんがり焼き上げると、風味が増してまた美味しいです(^^)。写真は河内屋の磯くずしシリーズの「白樺」です。板が付いていない富山独特の形です。そのまま切って食べるのも良いですし、バター焼などフライパンで焼き直すのも美味しいです。

現在、この商品には従来のスケソウダラやイトヨリダイの他にグチなども混ぜ合わせ、さらに日本海で水揚げされたトビウオなども味付けに練り込んでいます。トビウオは入れ過ぎると蒲鉾の色が悪くなったり、黒皮が増えたりしますが、適度に入れる分には味が良くなって本当に美味しい!この適度に...というのが難しいところですけど...(^^;)。

昨晩は酒のつまみに食べましたが、美味しいので1枚ぺロッと食べれちゃいます。

ぜひ食べてみて下さいね。

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2009年2月20日(金)

現実と別世界

魚津にいても周辺の工場などが週休3日とか4日になって来ている...という話を聞くと、この世界的な大不況が間違いなく身近でも大きな影響として現実に起こっていると実感します。自動車や電機などに関係する会社の裾野が広いという事も実感しますし、アメリカなど日本以外の国での購買にいかに頼っていたか分かります。追い討ちをかけるようにこの円高...輸出型の企業とっては最悪の状況だと思います。

いつが底なのか分からないのが不安ですよね。全てが悪い訳ではないと思いますが、新聞やテレビは悪いニュースがトップ...。先日ホンダが販売したハイブリッド車のインサイトの受注状況は、国内受注だけで1万台を突破!しかも10日間での数字で、予定の2倍!こんなニュースはもっとトップニュースで大きく取扱われても良いと思いますが、新聞には小さくさりげなく出ていました。

経済状況がこんな状態なのに衆院予算委員会では、真顔で「誰がワインを昼食時に頼んだのか?」など情けない状況...。今回の一件は海外でも相当話題になっているようで、日本人の間違ったイメージを世界に発信してしまいました。しかもニュースを見ていたら、今回のG7会議には22名の随行があり、かかった経費は6000万円!さらに、あの問題会見の後にバチカン市国の博物館などを見学したとの事...。

何て言うか...一生懸命に経費を削って努力している我々とは別の世界ですね。

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2009年2月19日(木)

桃の節句に向けて

豆鯛の成型.JPG今日は朝からスケジュールが詰まっていてブログの更新も夕方になってしまいました。正直、毎日の更新はかなりしんどいですが、河内屋のPRだと思って頑張って書いています...とは言いながらも、すでに2001年6月からほぼ毎日書いている事なので、言うほど苦ではないのですが、大変じゃないとはとても言えません(^^;)。

さて、工場ではバレンタイン蒲鉾も終わり静かになりました...という事にはならなくて、現在は祝儀蒲鉾の注文や、季節限定の「お雛様かまぼこ」の製造で大変忙しいです。このお雛様かまぼこは、桃の節句用に作っているのですが、かわいい!という事で、お祝い用としてやお土産用としても人気があります。

この商品も全て手造り!しかも細工もあり!という事で数は造れません!従って店頭では売れてしまうと次の入荷待ち状態になってしまいます。

写真は人気の豆鯛の成型している工程で、1個1個このように型から起していきます。横で見ていると簡単そうですけど結構難しいですよ。この豆鯛はお雛様かまぼこのセットにも入っていますし、その他お祝い事には一番人気のある蒲鉾です。

何かお祝い事がある時にはぜひ河内屋の豆鯛をお勧めします!

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